2012年・アメリカ

監督・・・アスガー・レス

キャスト・・・サム・ワーシントン、エリザベス・バンクス



 “崖っぷちの男”というくらいだから、多額の借金を抱えて、家庭は崩壊するわで、なんだかんだで、飛び降り自殺にに至る男の物語かなあと、勝手に想像力を膨らましていたところ、全然違う方向性でした。「ダイ・ハード」や「フォーンブース」などのような、正統派サスペンス仕立てアクションじゃないですか。


 しかも、主役は「アバター」「ターミネーター4」などのサム・ワーシントンだし、
「キャプテンアメリカ」シリーズのアンソニー・マッキーとかエド・ハリスやウイリアム・サドラー等の名優も脇を固めて、そこそこ金かけているのに…。“崖っぷち”とは。
 なんだよ“ぷち”って。
 そもそも崖じゃないし…。



 原題は“man on a ledge”ということで、ledgeは壁や窓から出た棚という意味ですが、配給会社があえて、確信犯的に狙って付けたのかと思いますが、フツーに「マン・オン・ア・レッジ」とかじゃダメだったのでしょうか。
 やっぱりダメか、インパクトの点からすると、“崖っぷち”ですねえ…。


 しかし、まあこの“崖っぷち”の高層ビルから、地上を見下ろすカットは気持ち悪くなるほど、ヒヤヒヤさせてくれました。劇場で観たらもっと凄かったかも。
 カメラが寄ってるシーンは、セットで撮影してるのだろうけど、遠巻きのシーンでもホントにサム・ワーシントンがやってるように見えたけど、サムもエリザベス・バンクスも怖くなかったのかなあ。 
 5002521529_dcb059c555_z.jpgTIFF 2010: Sam Worthington 3 | Flickr - Photo Sharing!
 しかし、サム・ワーシントン演じるニックを見上げるニューヨークの野次馬たちが「飛べ!飛べ!」コールをし、自殺を囃し立てるのには驚いた。実際そんなものなの?本場のヤンキーたちって。日本ではありえないでしょう。
 
 また、それと並行して進行していく、ニックの弟のジョーイとその彼女のアンジーの金庫破りのシーンもこれまた、なかなかスリリングでした。
 ジョーイを演じる、ジェイミー・ベルの“冴えない男感”がよかった。

 アンジー役で本作がハリウッド長編デビューという美女、ジェネシス・ロドリゲスの“確信犯”的なダイナマイトボディのサービスショットはなかなかどうして、この映画で一番印象に残ったシーンといっても過言ではないです。はい。

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7006003647_67b51608dd_z.jpgGénesis Rodriguez, en El Hormiguero | Flickr - Photo Sharing!
 終盤、まさしく“スパイダーマン”ばりに高層ビルの壁をよじ登るニック。そして、エド・ハリス演じるイングランダーを捕まえるべく、なんと屋上から地上まで決死のダイブをするシーンは最大の見せ場でした。“スパイダーマン”よりも、迫力あったなあ。

 そういえば、女交渉人のエリザベス・バンクスはサム・ライミ版「スパイダーマン」シリーズでは、レギュラーでしたねえ…。
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