いぬやしき

2018年・日本

監督・・・佐藤信介

キャスト・・・木梨憲武、佐藤健



  原作は全く読んだことないし、アニメも見たことないけど、ひとつの映画としてこの手の邦画にしてはいい感じかなと思いました。


 SF漫画原作の映画化の邦画はツッコミどころ多くて、下手すりゃ途中で観る気がなくなってしまうのも結構ありがちなんだけど、そんなことはなくいい意味で予想を裏切ってくれました。

 日常のホームドラマテイストから非日常のサイバーパンクへと展開していく様が、この映画の独特な持ち味って感じかな。
  
 
 各登場人物の苦悩などをしっかりと描いているので、斉藤由貴演じる佐藤健の母の自殺するくだりでは不覚にも(?)涙がこぼれるくらい感情移入できる展開でした。



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 家族に、これでもかと虐げられる(個人的に、特に濱田マリの鬼嫁と家の嫁がダブる・笑)ダメ親父だった木梨憲武が、最終的にヒーローになっていく爽快なストーリーを軸にしていくのがまたいい。
 世の“おやじ達の応援映画”という部分もあるし、特に反抗する娘から父親の威厳を取り戻す様は、ジョントラボルタ&ニコラスケイジのアクション映画「フェイスオフ」を思い出した。


 

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 ハリウッド大作と比べると、そりゃ見劣りするけど、ビルの谷間の空中戦などのVFXは「トランスフォーマー」や「スパイダーマン」を彷彿とさせるなかなかの出来栄え。

 
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 終盤の佐藤健の上半身裸姿は意外とムキムキで、ノリさんとの取っ組み合いはターミネーターシリーズに匹敵するくらいの印象を受けました。

 兎にも角にも、CG 技術の進歩のせいか、このジャンルの邦画が確実にレベルアップしているのを垣間見れた作品でした。

 
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 しかし…ラストクレジット中のおまけ映像は、蛇足だったかなあ。原作の展開はそうなんだろうけど、映画としては獅子神があそこで、のほほんとマガジンをもってチョッコーの家に来たのが僕的にはやや興ざめだったかな…。

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