ザ・プレデター

 
 2018年・アメリカ

 監督・・・シェーン・ブラック

 キャスト・・・ボイド・ホルブルック、オリヴィア・マン

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  プレデターシリーズも4作目ともなると、そろそろネタ切れじゃないかなと思いきや、
 シュワちゃん主演、ジョン・マクティアナン監督の一作目の原点回帰といった趣で、めっちゃ面白かった。

 

 ラストのきめゼリフが一作目と同じだったり、アラン・シルベストリのテーマ曲も使われて、「プレデターはこうでなくっちゃ」感がグイグイ高まる展開でした。
 
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  それもそのはず、監督のシェーン・ブラックは『リーサルウェポン』『アイアンマン3』等のヒット作の脚本も手掛けたり、俳優としても活躍する才人であり、一作目でもプレデターに惨殺される軍人役の一人だったというから、今作のおもしろさも妙に納得できました。
 
 特に一作目を感じさせるのが、曲者揃いの元軍人野郎ども。彼らのおかげで、残酷なプレデターとのドンパチだけでは下手すりゃ単調なトーンになりかねないところに適度なコメディ要素が加わり飽きさせない。

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 また、終盤では、各キャラクターが壮絶な最期を遂げていくシークエンスが、ちょっぴり泣ける要素もあり脚本のうまさに感心する。




 宇宙船を覆うバリアみたいな装置で体が切断されるなんてこわってシーンがあったけど、他の映画でありそうでなかったネタだし、次にプレデターをやっつける伏線にもなっているのはうまい!
 
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 一作目とは違ったテイストとして、サヴァン症候群という障害を持つ子の登場は、ブルース・ウイリスの『マーキュリーライジング』やトム・クルーズの『レインマン』でダスティン・ホフマンが演じたキャラクターを彷彿させ、実は障害というよりも超能力の一種であるという見せ方にメッセージ性を感じました。

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 親子愛などの要素や、人になつく❝宇宙犬❞のシークエンス等がバイオレンス色の強い本作に、いい感じで人間味を加えることで、物語に厚みを持たせているのかなと・・・。

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