2019年・アメリカ

監督・・・ジョーダン・ピール

キャスト・・・ルピタ・ニョンゴ、ウィンストン・デューク






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 予告編で、自分たちの生き写しの家族が襲ってくる!という内容に非常に好奇心をそそられました。

 なぜ、自分たち(us)がもう一人いるのか?どんな謎が隠されているストーリーなのかワクワクする内容だなと。

 ❝ニセモノの自分たち❞の設定も『犬神家の一族』のスケキヨの子供版みたいだったり、ニセオヤジはうめき声しかあげなかったり、怖い感じなキャラになってますし。

 主人公の家族も、別荘にボートも所有している中流家庭であり、いかにも現代風で、お父さんもジワジワとくる面白いキャラでコメディ要素を担ってますし。

 それゆえにボートや車を使ってのアクション要素があったり、適度にギャグあり、スピード感のある展開に興奮する作りになってますねえ。


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 終盤で、『不思議の国のアリス』を想起させる地下の巨大な設備に入っていき、クローン(テザード)だったというのが明かされるわけですが…。



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 そこで、冒頭で遊園地で遊んでるシーンを、地下で❝テザード❞たちが模倣してるみたいにやるシーンで、

 ゾンビみたいに無表情で取り組んでいる、このシーンは印象的だった。

 映画のストーリー上は、地上の人と連動しているということらしいけど、現代の物質主義を風刺している描写に見えました。


 テザードたちが、ジェットコースターやもぐらたたきをしてるフリだけをして、ハンバーガーに見立てたウサギの生肉を食らってるのは、実生活で我々が日々取り組んでいることは、面白くも何でもないことをやらされてるのに気づいていないと、そんな風な意図があるように思えたんですが…。


 まさに古くはジョン・カーペンターの『ゼイリブ』で「消費せよ!」などのメッセージをサブリミナル効果的に宇宙人が仕掛けていたけど、

 『ゼイリブ』のメガネのように、地下に来たら、地上の人の本当の姿がみえるのかなあ、なんて考え過ぎかな。
 

 

 ドッペルゲンガーのような幽霊っぽいオチではなくクローンだったという、割とSFチックな流れだったのは、安易に❝超常現象オチ❞に逃げてなくて好きですが、一方で、
 

 フリスビーの落下地点がピッタリ地面のシートの模様にハマったり、11:11分のぞろ目のデジタル表示をみたり、そんな描写があることで、神秘的な部分も残しているところがミステリアスでいい感じでした。
 

 



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カテゴリー 日記
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